坂本竜馬と越前福井
 

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坂本龍馬と越前福井

世の人は われをなにとも ゆわばいへ わがなすことは われのみぞしる 龍馬

たばこ屋旅館跡
記録によると、坂本龍馬は二度、越前福井を訪れている。 二度目の来福は暗殺される2週間程まえのことである。 慶応3年(1867年)11月2日に、福井藩士・三岡八郎(のちの由利公正)と、足羽川にちかい山町(やままち)の「たばこ屋旅館」(現:福井市照手1丁目14−3)で、午前8時から夜中の午後12時過ぎまで延々16時間に渡って、日本の将来を語り合った。議題はおもに新政府樹立後の財政問題であったといわれる。

この山町のたばこ屋旅館前から、龍馬像の建つ高知の桂浜までは、およそ520キロ。クルマでおよそ8時間の行程である。 これは明石海峡大橋を通過した場合のことで、瀬戸大橋を経由すれば、およそ555キロの距離がある。 しかし、高速道路の接続状況等からすれば、今のところこちらのほうが1時間ほど早く着くかもしれない。興味のある方は、一度試してみてください。 因みに520キロというのは、東京都庁までの距離とほぼ同じである。
現在の足羽川

龍馬の生まれたまち記念館
とはいうものの、平成10年4月に明石海峡大橋が開通してから、福井から高知までは一気に近くなったように思う方も多いでしょう。淡路島は、明石海峡大橋で本州と、大鳴門大橋で四国と結ばれ、神戸淡路鳴門自動車道によってクルマやバスでアクセスできるようになったからです。ただし、瀬戸大橋と違って鉄道は通っていません、念のため。

吊りロープが雲の中に消える、雄大な明石海峡大橋を渡ると、そこは淡路島である。淡路島の高速道路はすべて山の中である。龍馬はたぶん、淡路島には上陸したことがないだろうと思っているうち、ふとひらめいた。この淡路島の大きさである。何かに似ている、そう、琵琶湖の大きさとそっくりではないか? もし、淡路島の面積のほうが少し小さかったら・・・。あとで調べてみると予想どおり。 しかも形が、半転させると、うそのようにそっくりなのである。一度、地図で確認してみてください。 事実、古来より淡路島が空を飛んだなど、いろいろの伝承があるらしい。
明石海峡大橋

桂浜より龍馬への道
話が横道にそれてしまったけれど、とにかく龍馬ファンなら一番最初に行ってみたい所、それは言うまでもなく土佐の桂浜でしょう。 桂浜には龍馬の雄姿が銅像となって、悠然と太平洋に向かって建っていると聞いているからね。 さあ、龍馬ファンなら行ってみよう、桂浜に。観月の名所としても名高い桂浜に。 たしか看板には「月と龍馬の桂浜にようこそ」と書いてあったと記憶しているのだけれど...。しかし、五色石と呼ばれるケイ砂の広がる浜辺には、どこを探しても龍馬の姿はなく、背後の松林の丘上に、どでかい銅像が建っているのは、予想外かもしれない。

話を最初にもどすと、11月2日の帰り際、竜馬は名刺代わりに自分の写真を取り出し、三岡に差し出した。三岡は喜んでそれを受け取り、それから時に、竜馬の写真を持ち歩き、京都の情勢の変化を楽しみに待っていた。13日夜半、足羽川を渡って帰るとき、ふとしたはずみで写真を川に落としてしまった。ただちに川を探したが見つからなかった。 三岡は時勢がこれからというときだけに、大いに胸騒ぎをおぼえた。竜馬が暗殺されるのはそれから2日後の、11月15日夜のことである。11月15日、奇しくもそれはまた、龍馬の満32歳の誕生日でもあった。
坂本龍馬の銅像


         坂本龍馬記念館              龍馬の生まれたまち記念館 





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